「moto g7 power」は、モトローラモビリティが販売する「moto g」シリーズの中でもミドルレンジに位置するSimロックフリースマートフォンです。5000mAhの大容量バッテリーを搭載しており約3日間の超ロングバッテリーライフを実現しています。また、国内キャリアのバンドに対応したDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)もサポートされています。
「moto g7 power」の製品概要
モトローラモビリティの『moto g7 power』は、2019年2月からグローバル展開されており、国内向け正規取扱いについては6月7日から各小売店やインタネットショッピングサイトおよびMVNOパートナー等が取扱い販売をしています。販売価格はWeb直販「Motoストア」で25,800円(税別)となっています。
当製品は前機種に比べてCPU、メモリ、ストレージ、どの性能が向上しています。プロセッサーは従来の「Snapdragon 430」から新たに「Snapdragon 632」に変更されておりCPU処理性能がパワーアップしています。メモリは従来の3GBから4GB/RAMに増量、ストレージ64GBに倍増しています。また5,000mAh大容量バッテリーを搭載しており、約3日間のバッテリー駆動時間を実現しています。
『moto g7 power』の基本的な仕様は、Android 9.0 Pie、Snapdragon 632 Soc、6.2インチHD+(アスペクト比19:9)画面搭載、背面に1200万画素カメラを搭載しています。国内向けのカラーバリエーションは「セラミックブラック」の1色のみとなっています。詳細なスペックや特徴および製品評価のレビューは下記にまとめた通りです。
「moto g7 power」の基本スペック
製品名 | moto g7 power |
メーカー名 | モトローラモビリティ |
発売時期 | 2019年2月グローバル展開、国内6月から順次発売 |
製品取扱 | グローバル版、国内正規取扱、MVNO |
OS | Android 9.0 Pie |
CPU | Snapdragon 632 |
GPU | Adreno 506 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CARDスロット | microSDXC(Max 512GB) |
画面サイズ | 6.2インチIPS液晶 |
解像度 | 1570×720 HD+ |
背面カメラ | 1200万画素カメラ |
前面カメラ | 800万画素カメラ |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n |
Bluetooth | Ver 4.2 |
外部端子 | USB Type-C、3.5mmオーディオジャック |
バッテリ | 5000mAh |
サイズ | 約75.3×159.4×9.3mm |
重量 | 約193g |
「moto g7 power」のカラーバリエーション
本製品のカラーバリエーションは1色展開となっています。
・セラミックブラック
「moto g7 power」の主な機能
■対応する機能
・Bluetooth
・テザリング
・指紋センサー
■対応していない機能
・おサイフケータイ
・ワンセグ
・防水/防塵
・赤外線通信
「moto g7 power」の特徴と評価
OS&CPU性能
当製品の初期出荷時にプリインストールされているOSは、Android 9.0 Pieとなっています。Socは、Qualcomm Snapdragon 632(1.8GHz)Octa-coreを搭載しおてり、前機種の「moto g6 play」で搭載していたSnapdragon 430 から今回新たにSnapdragon 632搭載になったことでCPU処理性能が向上しています。
RAM&ROM容量
メモリとストレージは、前機種に比べて強化されており、メモリ(RAM)が3GBから4GBに増量、ストレージ(ROM)が64GBに倍増しておりスマートフォンの全体的なパフォーマンス向上に貢献しています。また最大512GBの外部ストレージ(microSDXCカード)にも対応しており、必要に応じてSDカードを格納することで容量不足を心配することなく安心て使える仕様となっています。※microSDXCカードが必要な場合は別途購入しましょう。
ディスプレイ性能
ディスプレイは、前機種の5.7インチから6.2インチIPS液晶ディスプレイに大型化しています。解像度は1570×720(HD+)の縦長パネルを搭載しています。また、ノッチ(切り欠け)ディスプレイの採用によるベゼルレス化で高い画面占有率を実現しています。
カメラ性能
本体背面に配置されたカメラは1200万画素(F値 2.0)カメラを搭載しており位相差オートフォーカス(AF)にも対応しています。動画撮影は2160p@30fps、1080p@30fpsに対応。前面には800万画素(F値 2.2)カメラを搭載しています。
バッテリ性能
バッテリは前機種の4000mAhから5000mAhに増量しており、約3日間のバッテリー連続駆動が可能であることが同社の公式なアナウンスにて明らかになっています。また、同梱の15Wターボパワーチャージャーを使用することで急速充電にも対応しています。なお、バッテリ駆動時間は本体の設定や温度環境などにより大きく異なる場合があることを含みおき下さい。
対応周波数
「moto g7 power」は、国内キャリアの周波数(バンド)に対応しており、FDD-LTEが1/2/3/4/5/7/8/19/20/28、TD-LTEが38/40/41、W-CDMAが1/2/5/6/8/19、GSMが850/900/1800/1900MHzに対応しています。SIMカードスロットはnanoサイズ×2で、DSDS(Dual SIM Dual Stand-by)もサポートされています。
セキュリティ
セキュリティ機能は、生体認証として本体背面に指紋認証センサーを搭載。また、インカメでの顔認証にも対応しています。
その他
「moto g7 power」は、最大512GBに対応するmicroSDカードスロット1基とnanoSIMカードスロット2基が搭載されたトリプルスロットを採用しています。更にマルチキャリアにも対応するDSDS(Dual SIM Dual Stand-by)をサポートしています。
「moto g7 power」と「moto g6 play」のスペック比較
製品名 | moto g7 power | moto g6 play |
OS | Android 9.0 Pie | Android 8.0 Oreo |
CPU | Snapdragon 632 | Snapdragon 430 |
RAM | 4GB | 3GB |
ROM | 64GB | 32GB |
CARDスロット | microSDXC(Max 512GB) | microSDXC(Max 128GB) |
画面サイズ | 6.2インチ | 5.7インチ |
解像度 | 1570×720 HD+ | 1440×720 HD+ |
背面カメラ | 1200万画素カメラ | 1300万画素カメラ |
前面カメラ | 800万画素カメラ | 800万画素カメラ |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n | IEEE802.11 b/g/n |
Bluetooth | Ver 4.2 | Ver 4.2 |
バッテリ | 5000mAh | 4000mAh |
サイズ | 約75.3×159.4×9.3mm | 約154.4×72.2×8.9mm |
重量 | 約193g | 約175g |
※当該製品について不明な点や注意事項等はMotorolaの公式サイトにてご確認下さい。
SOURCE Motorola