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「Cosmo Communicator」のスペック比較や評価をまとめてレビュー

Cosmo Communicatorその他

「Cosmo Communicator」は、英Planet Computersが開発したクラムシェル型PDAタイプのSimロックフリースマートフォンです。軽量なボディーにQWERTY配列の物理キーボードと4220mAh大容量バッテリを搭載しており、移動先でも快適なモバイル環境を実現してくれます。プロセッサはMediaTek社のミドルレンジ向けプロセッサHelio P70を搭載しています。

「Cosmo Communicator」の製品概要

Planet Computersの『Cosmo Communicator』は、2019年5月からグロバル展開されおてり、国内市場向けの取り扱いに関しては正規代理店にて2019年12月21日から発売開始となっています。

当製品は前機種に比べてメモリ、ストレージ、カメラなどの性能が向上しています。メモリは従来の4GBから6GB/RAM搭載に増量、ストレージは64GBから大容量の128GBへ倍増しています。また前機種で非搭載だった本体背面に配置されたカメラは2400万画素カメラを搭載しています。

ディスプレイは本体前面のTFT液晶に加えて、新たに本体前面に2インチ有機ELサブディスプレイを搭載、更にAndroid OSに加えてLinuxマルチブートにも対応しています。

『Cosmo Communicator』の基本的な仕様は、Android 9.0 Pie、Helio P70 Soc、5.99インチFHD+(アスペクト比18:9)画面搭載、背面に2400万画素カメラを搭載しています。カラーバリエーションは「シルバー」のみとなっています。詳細なスペックや特徴および製品評価のレビューは下記にまとめた通りです。

当記事は国内代理店の正規取扱製品の仕様をベースに記載していますが、販売地域(国)、取扱代理店や携帯キャリアなどによって複数モデルの存在や仕様に違いがあることを含みおき下さい。

「Cosmo Communicator」の基本スペック

製品名Cosmo Communicator
メーカー名Planet Computers
発売時期2019年5月頃からグローバル展開、国内12月21日発売
製品取扱グローバル版、国内正規取扱
OSAndroid 9.0 Pie
CPUMTK6771 Helio P70
GPUARM Mali(850MHz)
RAM6GB
ROM128GB
CARDスロットmicroSD対応
画面サイズ5.99インチTFT液晶(マルチタッチ対応)
解像度2160×1080 FHD+
背面カメラ2400万画素カメラ
前面カメラ500万画素カメラ
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac
BluetoothVer 4.1(国内正規品はVer 5.0)
外部端子USB Type-C×2、3.5mmオーディオジャック
バッテリ4220mAh
サイズ約約171×79.3×17.3mm
重量約326g

「Cosmo Communicator」のカラーバリエーション

本製品のカラーバリエーションは1色展開となっています。
・シルバー

Cosmo Communicator

Cosmo Communicator

Cosmo Communicator

「Cosmo Communicator」の主な機能

■対応する機能
・NFC
・Bluetooth
・テザリング
・物理キーボード
・指紋センサー

■対応していない機能
・おサイフケータイ
・ワンセグ
・防水/防塵
・赤外線通信

「Cosmo Communicator」の特徴と評価

OS&CPU性能

当製品の初期出荷時にプリインストールされているOSは、Android 9.0 Pieとなっています。なお、Debian等のLinux OSでも稼働対応しています。プロセッサは、MTK6771 Helio P70(ARM Cortex-A73 2.1GHz×4+ARM Cortex-A53 2.0GHZ×4)を搭載しており、ミドルレンジクラス向けのMediaTek製プロセッサを搭載。

RAM&ROM容量

メモリとストレージは、前機種に比べて強化されており、メモリ(RAM)が4GBから6GBに増量、ストレージ(ROM)が128GBに倍増しておりスマートフォンの全体的なパフォーマンス向上に貢献しています。また、最大512GBのmicroSD対応の外部ストレージ(microSDXCカード)にも対応しており、必要に応じてSDカードを格納することで容量不足を心配することなく安心て使える仕様となっています。※microSDXCカードが必要な場合は別途購入しましょう。

ディスプレイ性能

ディスプレイは、従来と同様に5.99インチTFT液晶ディスプレイで、解像度は2160×1080ドット(FHD+)の縦長パネルを搭載しています。画素表示密度は403ppiとなり高精細な表示を実現しており勿論マルチタッチにも対応しています。

カメラ性能

本体背面に配置されたカメラは前機種「Gemini PDA」では非搭載でしたが、今回登場した「Cosmo Communicator」では2400万画素の高画質のカメラを搭載しており、最大の弱点を克服しています。なお、本体前面には前機種同様に500万画素カメラを搭載しています。

バッテリ性能

バッテリは4220mAhの大容量のバッテリを搭載しており、急速充電にも対応しています。またOTGに対応したUSB Type-Cコネクタを2ポート搭載しており充電用のACアダプタに加えて、USBメモリ、マウス、映像出力(HDMI)といった各種周辺機器を接続することが可能です。なお、急速充電に関してはMediaTek独自の「PumpExpress」規格にのみ対応となっており、USB PD(USB Power Delivery)による急速充電には対応していないので注意しましょう。

対応周波数

代理店が販売する国内向正規品「Cosmo Communicator」の対応バンドは、LTE-FDDが1/2/3/4/5/7/8/11/18/19/26/28/71、TD-LTEが41、W-CDMAが1/2/5/8、GSMが850/900/1800/1900MHzに対応となっています。また、SIMカードスロットはnanoサイズに加えてeSIMにも対応しており、DSDV(Dual SIM Dual VoLTE)もサポートされています。なお、eSIMに対応する国内MVNOが限られていることを含みおき下さい。

セキュリティ

セキュリティ機能は、生体認証として本体背面に指紋認証センサーを搭載しています。

その他

「Cosmo Communicator」は、前機種同様にQWERTY物理キーボードを実装しているのが最大の特徴と言えます。コンパクトなボディーに、メンブレンを採用した約14mmキーピッチのQWERTY配列の物理キーボード(バックライト付)を搭載しており、タッチタイピングも充分可能です。また、ディスプレイを開くと本体背面後部がせり出して、キーボードに傾斜が付く仕組みになっており、卓上にスマートフォンを置いた状態でキータイピングの操作性が向上します。なお、製品発表時点で正規代理店リンクスインターナショナルが国内向けに取り扱う日本モデルは、かな刻印付きの日本語配列であることがアナウンスされています。

前機種からの大きな変更箇所は、天板を閉じたまま通話が可能になったことではないでしょうか。天板(前面)にはタッチ対応の約2インチ有機ELディスプレイ(570×240ドット、300ppi)と2400万画素カメラ(LEDライト付)、トグルセンサー(指紋認証センサ付)が搭載されています。またマイク機能を備えたスマートスピーカが搭載されており本体の上下どちらでも通話ができるギミックな仕様となっています。

「Cosmo Communicator」と「Gemini PDA」のスペック比較

製品名Cosmo CommunicatorGemini PDA
OSAndroid 9.0 PieAndroid 7.1.1
CPUHelio P70Helio X27
RAM6GB4GB
ROM128GB64GB
CARDスロットmicroSD対応microSD対応
画面サイズ5.99インチ5.99インチ
解像度2160×1080 FHD+2160×1080 FHD+
背面カメラ2400万画素カメラ非搭載
前面カメラ500万画素カメラ500万画素
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/acIEEE802.11 a/b/g/n/ac
BluetoothVer 5.0(4.1)Ver 4.1
バッテリ4220mAh4220mAh
サイズ約約171×79.3×17.3mm約171.4×79.3×15.1mm
重量約326g約310g
「Cosmo Communicator」は、グロバール版の並行輸入の流通に加えて、国内正規取扱い製品が販売(2019年12月21日発売)されています。当記事に掲載した製品情報は国内代理店の正規取扱製品の仕様をベースに記載しており、販売地域(国)や取扱代理店および携帯キャリアによって複数の仕様が存在する場合があることを含みおき下さい。

当該製品について不明な点や注意事項等はリンクスインターナショナル(国内正規代理店)の公式サイトにてご確認下さい。

SOURCE リンクスインターナショナル

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