「Xperia 1 II」のスペック比較や評価をまとめてレビュー

「Xperia 1 II」は、SONYが販売する「Xperia」シリーズの中でもフラグシップモデルに位置するスマートフォンです。Snapdragon 865 5Gを搭載した同シリーズ初の5G対応モデルとなっています。ZEISSレンズを採用したクアッドカメラを搭載、更にRAMが8GB、ROMは128GBまたは256GBの大容量ストレージを搭載した最上位モデルに相応しいスペックとなっています。

「Xperia 1 II」の製品概要

SONYの『Xperia 1 II』は、2020年春頃から順次グローバル展開されています。国内キャリア向けの取り扱いに関しては、「おサイフケータイ」などの機能とキャリアアプリを追加した上で大手携帯キャリアのモデルとして2020年5月下旬頃から順次発売開始となっています。またメーカ直販の国内向けSimフリーモデルが2020年10月30日から発売となっています。

当製品は前機種に比べてCPU、メモリ、ストレージ、カメラなどの性能が向上しています。プロセッサーは従来の「Snapdragon 855」から最新のフラグシップモバイル向けプロセッサー「Snapdragon 865 5G」に変更されておりCPU処理性能がパワーアップしています。メモリは従来の6GBから8GB/RAMに増量、ストレージは大容量の256GBに倍増しています（キャリア版は128GB）。メインカメラはTOF（被写界深度測定用）カメラを加えたクアッドカメラへと進化。バッテリは4000mAhに大増量、更に3.5mmオーディオジャックが復活しています。

『Xperia 1 II』の基本的な仕様は、Android 10、Snapdragon 865 5G Soc、6.5インチ4K HDR（アスペクト比21:9）画面搭載、背面に1200万画素+1200万画素+1200万画素+TOFクアッドカメラを搭載しています。グローバル版のカラーバリエーションは「ブラック」「パープル」「ホワイト」「フロストブラック」の4色展開となっています。詳細なスペックや特徴および製品評価のレビューは下記にまとめた通りです。

■製品名（型番）
・グローバル版：Xperia 1 II DUAL-SIM XQ-AT52
・国内直販版：Xperia 1 II XQ-AT42
・ドコモ版：Xperia 1 II SO-51A
・KDDI版：Xperia 1 II SOG01

「Xperia 1 II」の基本スペック

※免責事項：当サイトは記事作成に置いて細心の注意を払い製品スペック等の情報を掲載しておりますが、その内容の正確性について保証するものではないことを含みおき下さい（詳細）

「Xperia 1 II」のカラーバリエーション

本製品のカラーバリエーションは３色展開となっています。
・ブラック
・パープル
・ホワイト
・フロストブラック（限定色）

「Xperia 1 II」の主な機能

■対応する機能
・NFC
・Bluetooth
・テザリング
・防水/防塵
・指紋センサー
・ハイレゾ

■対応していない機能
・おサイフケータイ（国内キャリア版は対応）
・ワンセグ/フルセグ（国内キャリア版は対応）
・赤外線通信

「Xperia 1 II」の特徴と評価

OS＆CPU性能

当製品の初期出荷時にプリインストールされているOSは、Android 10となっています。Socは、Qualcomm Snapdragon 865 5G (Kryo585 2.84GHz×1+Kryo585 2.42GHz×3+Kryo585 1.8GHz×4)Octa-coreを搭載しおてり、前機種の「Xperia 1」で搭載していたSnapdragon 855から今回新たにSnapdragon 865 5G搭載になったことでCPU処理性能が向上しています。

RAM＆ROM容量

メモリとストレージは、前機種に比べて強化されており、メモリ（RAM）が6GBから8GBに増量、ストレージ（ROM）が256GBに倍増（国内キャリア版は128GB）しておりスマートフォンの全体的なパフォーマンス向上に貢献しています。また最大1TBの外部ストレージ（microSDXCカード）にも対応しており、必要に応じてSDカードを格納することで容量不足を心配することなく安心て使える仕様となっています。※microSDXCカードが必要な場合は別途購入しましょう。

ディスプレイ性能

ディスプレイは、前機種同様に6.5インチ画面を搭載。解像度は3840×1644ドット（4K）でアスペクト比21:9の高画素ディスプレイパネルを採用しています。更にHDR対応に加えて、90Hzディスプレー相当の残像低減技術を採用しているのでゲームプレイでも活用できそうです。

カメラ性能

本体背面に配置されたカメラは前機種「Xperia 1」では、トリプルカメラでしたが、今回新たに被写界深度測定用のTOFを追加することでクアッドカメラへと進化しています。搭載するカメラの構成は1200万画素（広角、F値1.7）+1200万画素（望遠、F値2.4）+1200万画素（超広角、F値2.2）+TOFの組み合わせとなっており、しかもメインの1200万画素カメラは３つともZEISSレンズを採用しています。動画撮影は2160p@24/25/30/60fps HDR, 1080p@30/60/120fps; 5-axis gyro-EIS, OISに対応。前面には800万画素（F値2.0）カメラを搭載しています。

バッテリ性能

バッテリは前機種の3330mAhから4000mAhに増量しており、急速充電にも対応。またワイヤレス充電にも対応しています。なお、バッテリ駆動時間は本体の設定や温度環境などにより大きく異なる場合があることを含みおき下さい。

対応周波数

グローバル版の「Xperia 1 II DUAL-SIM」が対応する周波数（バンド）は、GSMが850/900/1800/1900MHz、3G HSPA+が1/2/4/5/6/8/19、4G-LTEが 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/25/26/28/29/32/34/38/39/40/41/46/66（LTE 6CA2CA）、5Gがn1/n3/n28/n77/n78となっています。

※なお、販売地域（国）や取扱キャリアによって対応周波数（バンド）の仕様に違いがることを含みおき下さい。

セキュリティ

セキュリティ機能は、生体認証として本体側面の電源ボタンに指紋認証センサーが搭載されています。

その他

「Xperia 1 II」は、防水防塵（IPX65/68）に対応しており台所などの水回りでも利用可能で外出先など様々なロケーションとシチュエーションで安心してスマートフォンを利用できます。なお、使用の際は本体のカードスロットを確実に閉めてるように気を付けましょう。

ハイレゾーオーディオ（LPCM、FLAC、ALAC、DSD）に対応しています。また、高音質コーデック「LDAC」にも対応。更に、圧縮音源を、ハイレゾ相当の情報量をもつ高解像度音源に自動的にアップスケーリングする「DSEE HX」技術を搭載しています。

「Xperia 1 II」は、ゲームエンハンサー搭載しています。ゲームをプレイしながら攻略法などの閲覧、パフォーマンスの最適化などが可能なのでゲームプレイが快適に楽しめます。

「Xperia 1 II」と「Xperia 1」のスペック比較

※当該製品について不明な点や注意事項等はSONYの公式サイトにてご確認下さい。

SOURCE SONY