「Xperia 5 II」のスペック比較や評価をまとめてレビュー

「Xperia 5 II」は、SONYが販売する「Xperia」シリーズの中でもハイエンドコンパクトモデルに位置するスマートフォンです。Snapdragon 865 5G Socを搭載しており、同社のコンパクトモデルとしては初の5G通信に対応。カメラは定評のZEISSレンズを採用したトリプルレンズカメラを搭載、画面は前機種を継承しつつ更にリフレッシュレート120Hz（最大240Hz）にも対応しています。

「Xperia 5 II」の製品概要

SONYの『Xperia 5 II』は、2020年秋以降からグローバル展開となっています。国内市場向けの取り扱いに関しては、「おサイフケータイ」などの機能と各社のキャリアアプリを追加した上で大手携帯キャリアの冬モデルとして2020年10月から順次発売となっています。

「Xperia 5 II」は、前機種と同様のストレージ、画面サイズ、解像度、カメラなどの性能を継承しており、RAM/8GB、ROM/128GB（新たに256GBモデルもあり）、6.1インチOLED（2520×1080ドット）ディスプレイ搭載となっています。今回注目すべき点はリフレッシュレートが120Hz対応に加えて240Hzのタッチスキャンレートにも対応、更にバッテリが4000mAhに大増量された点ではないでしょうか。

『Xperia 5 II』の基本的な仕様は、Android 10、Snapdragon 865 Soc、6.1インチFHD+（アスペクト比21：9）画面搭載、背面に1200万画素+1200万画素+1200万画素トリプルカメラを搭載しています。グローバル版のカラーバリエーションは「ブラック」「グレー」「ブルー」「ピンク」の４色展開となっています。詳細なスペックや特徴および製品評価のレビューは下記にまとめた通りです。

■製品名（型番）
・グローバル版：Xperia 5 II 5G Dual-SIM
・国内Simフリー版：Xperia 5 II XQ-AT42
・ドコモ版：Xperia 5 II SO-52A
・KDDI版：Xperia 5 II SOG02
・ソフトバンク版：Xperia 5 II

「Xperia 5 II」の基本スペック

※免責事項：当サイトは記事作成に置いて細心の注意を払い製品スペック等の情報を掲載しておりますが、その内容の正確性について保証するものではないことを含みおき下さい（詳細）

「Xperia 5 II」のカラーバリエーション

本製品のカラーバリエーションは４色展開となっています。
・ブラック
・グレー
・ブルー
・ピンク

「Xperia 5 II」の主な機能

■対応する機能
・NFC
・Bluetooth
・テザリング
・防水/防塵
・指紋センサー
・ハイレゾ

■対応していない機能
・ワンセグ
・赤外線通信

「Xperia 5 II」の特徴と評価

OS＆CPU性能

当製品の初期出荷時にプリインストールされているOSは、Android 10となっています。Socは、Qualcomm Snapdragon 865（ (Kryo585 2.84GHz×1+Kryo585 2.42GHz×3+Kryo585 1.8GHz×4）Octa-coreを搭載しおてり、前機種の「Xperia 5」で搭載していたSnapdragon 855から今回新たにSnapdragon 865G 搭載になったことでCPU処理性能が向上しています。

RAM＆ROM容量

メモリはRAM/8GB搭載、ストレージ容量は、前機種を継承しておりROM/128GBを搭載（今回は256GBモデルも用意）しています。また最大1TBの外部ストレージ（microSDXCカード）にも対応しているので必要に応じてSDカードを格納することで容量不足を心配することなく安心て使える仕様となっています。※microSDXCカードが必要な場合は別途購入しましょう。

ディスプレイ性能

ディスプレイは、6.1インチ有機ELディスプレイ（2520×1080ピクセル）を搭載しています。アスペクト比は「Xperia 1 Ⅱ」と同様に21:9の高画素ディスプレイパネルを採用しています。また、HDR対応に加え、同社のBRAVIA培った高画質化技術によってSDR映像コンテンツをHDR相当の画質で表示することを可能にした「HDRリマスター」機能を搭載しています。

更に今回新たにリフレッシュレート120Hz駆動対応に加えて、240Hzのタッチスキャンレートを実現しており同社の従来比で約35％向上しており、動作が機敏なゲームアプリなどで最高のパフォーマンスを発揮してくれそうです。

カメラ性能

本体背面に配置されたカメラは前機種同様に定評のZEISSレンズ採用したトリプルカメラを搭載しています。構成は1200万画素（24mm、広角、F値1.7）+1200万画素（70mm、望遠、F値2.4）+1200万画素（16mm、超広角、F値2.2）の組み合わせとなっており、動画撮影は4K@24/30/60/120fps HDR, 1080p, 5-axis gyro-EISに対応しています。更にスマホで世界初の4K HDR 120コマ/秒スローモーション撮影にも対応しています。

また「リアルタイム瞳AF」（標準レンズのみ）を搭載しており、60回/秒のAF/AE演算を行うコンティニュアスAFで被写体を追従しながら高速連写（最高20コマ/秒）が可能となっています。なお、前面には800万画素（広角、F値2.0）カメラを搭載しています。

バッテリ性能

バッテリは前機種の3140mAhから4000mAhに増量しており、急速充電（USB Power Delivery 3.0）にも対応しています。なお、バッテリ充電時間や駆動時間は本体の設定や温度環境などにより大きく異なる場合があることを含みおき下さい。

対応周波数

グローバル版の「Xperia 5 II」が対応する周波数（バンド）は、5GがBands n1/n3/n8/n28/n77/n78、4GがLTE Cat18/Cat13 (Bands 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/19/20/25/26/28/29/32/34/38/39/40/41/46/48/66)、W-CDMAがUMTS HSPA+ (Bands 1/2/4/5/6/8/19)、GSMが850/900/1800/1900MHzに対応しています。なお、当記載の情報は同社が公開しているグローバル版モデル（UK市場向け）の標準的な仕様であり、販売地域（国）や取扱キャリアによって対応周波数（バンド）の仕様に違いがることを含みおき下さい。

セキュリティ

セキュリティ機能は、生体認証として本体側面に指紋認証センサーを搭載。また、インカメでの顔認証にも対応しています。

その他

「Xperia 5 II」は、防水（IPX5/8）、防塵（IP6X）に対応しており台所などの水回りでも利用可能です。更にMIL規格準拠の耐衝撃性能に対応しているので外出先など様々なロケーションとシチュエーションで安心してスマートフォンを利用できます。なお、使用の際は本体のカードスロットを確実に閉めてるように気を付けましょう。

「Xperia 5 II」は、ハイレゾーオーディオ（FLAC、ALAC、DSD）に対応しています。また、高音質コーデック「LDAC」にも対応。更に、圧縮音源を、ハイレゾ相当の情報量をもつ高解像度音源に自動的にアップスケーリングする「DSEE」技術を搭載しています。

「Xperia 5 II」は、パフォーマンスの最適化などが可能な「ゲームエンハンサー」を搭載しています。更に従来に比べて約35％向上し最大4倍となる240Hzのタッチスキャンレートを実現しています。また、タッチエリアの最適化設定が可能なため誤ったタップを防止することも可能となっいます。

「Xperia 5 II」と「Xperia 5」のスペック比較

※当該製品について不明な点や注意事項等はSONYの公式サイトにてご確認下さい。

SOURCE SONY