「moto g9 play」は、Motorolaが販売する「moto g」シリーズの中でもミドルレンジモデルに位置するSimロックフリースマートフォンです。Snapdragon 662 Soc搭載、6.5インチ(HD+)IPSディスプレイ搭載、本体背面にトリプルカメラ搭載、更にDSDV対応、満充電で2日以上動作することも可能な5000mAh大容量バッテリを搭載しています。
「moto g9 play」の製品概要
Motorola製の『moto g9 play』は、2020年8月28日からグローバル展開されています。国内市場向けの正規取扱いに関しては、2020年10月30日から各小売店やインタネットショッピングサイトおよびMVNOパートナー等が取扱い販売をしています。
当製品は前機種に比べてCPU、メモリ、ストレージ、バッテリ容量などの性能が向上しています。プロセッサーは従来のMediatek社製「Helio P70M」からQualcomm社製プロセッサー「Snapdragon 662」に変更されておりCPU処理性能がパワーアップしています。メモリは従来の2GBから4GB/RAMに倍増、ストレージも64GB/ROMに倍増しています。またバッテリ容量が従来の4,000mAhから5,000mAhへと大増量されており、稼働時間も大幅にアップしています。
『moto g9 play』の基本的な仕様は、Android 10、Snapdragon 662 Soc、6.5インチHD+(アスペクト比20:9 )画面搭載、背面に4800万画素+200万画素+200万画素トリプルカメラを搭載しています。国内正規取扱い製品のカラーバリエーションは「サファイアブルー」「フォレストグリーン」の2色展開となっています。詳細なスペックや特徴および製品評価のレビューは下記にまとめた通りです。
「moto g9 play」の基本スペック
製品名 | moto g9 play |
メーカー名 | Motorola |
発売時期 | 2020年8月28日からグローバル展開、国内は同年10月30日から順次発売 |
製品取扱 | グローバル版、国内正規取扱、MVNO |
OS | Android 10 |
CPU | Snapdragon 662 |
GPU | Adreno 610 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CARDスロット | microSDXC(Max 512GB) |
画面サイズ | 6.5インチIPS液晶 |
解像度 | 1600×720ドット HD+ |
背面カメラ | 4800万画素+200万画素+200万画素トリプルカメラ |
前面カメラ | 800万画素 |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver 5.0 |
外部端子 | USB Type-C、3.5mmオーディオジャック |
バッテリ | 5,000mAh |
サイズ | 約165.2×75.7×9.2mm |
重量 | 約200g |
※免責事項:当サイトは記事作成に置いて細心の注意を払い製品スペック等の情報を掲載しておりますが、その内容の正確性について保証するものではないことを含みおき下さい(詳細)
「moto g9 play」のカラーバリエーション
本製品のカラーバリエーションは2色展開となっています。
・サファイアブルー
・フォレストグリーン
「moto g9 play」の主な機能
■対応する機能
・NFC
・Bluetooth
・テザリング
・指紋センサー
■対応していない機能
・ワンセグ
・防水/防塵
・赤外線通信
「moto g9 play」の特徴と評価
OS&CPU性能
当製品の初期出荷時にプリインストールされているOSは、Android 10となっています。Socは、Qualcomm Snapdragon 662(2.0GHz×4+1.8GHz×4)Octa-coreを搭載しおてり、前機種の「Moto G8 Play」で搭載していたHelio P70Mから今回新たにSnapdragon 662搭載になったことでCPU処理性能が向上しています。
RAM&ROM容量
メモリとストレージは、前機種に比べて強化されており、メモリ(RAM)が2GBから4GBに倍増、ストレージ(ROM)も64GBに倍増しておりスマートフォンの全体的なパフォーマンス向上に貢献しています。また最大512GBの外部ストレージ(microSDXCカード)にも対応しており、必要に応じてSDカードを格納することで容量不足を心配することなく安心て使える仕様となっています。※microSDXCカードが必要な場合は別途購入しましょう。
ディスプレイ性能
ディスプレイは、前機種の6.2インチから6.5インチIPS液晶ディスプレイに大型化。解像度は1600×720ドット(HD+)のMax Visionディスプレイパネルを搭載しています。また、滴型ノッチ(切り欠け)ディスプレイの採用によるベゼルレス化で高い画面占有率を実現しています。
カメラ性能
本体背面にトリプルカメラが搭載されています。構成は4800万画素(広角、F値1.7)+200万画素(マクロ、F値2.4)+200万画素(深度測定用、F値2.4)の組み合わせとなっており、4800万画素のメインレンズは4画素を1画素に結合するクアッドピクセルテクノロジーを採用しています。動画撮影は1080p@30/60fpsに対応。前面には800万画素(F値2.2)カメラを搭載しています。
バッテリ性能
バッテリは前機種の4,000mAhから5,000mAhに増量しており、20W急速充電にも対応しています。また満充電の状態から約2日以上稼働することも可能であることが同社のWebサイトにて公になっています。なお、バッテリ駆動時間は本体の設定や温度環境などにより大きく異なる場合があることを含みおき下さい。
対応周波数
国内正規取扱い製品の「moto g9 play」が対応する周波数(バンド)は、4G-LTEが1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41、W-CDMAが1/2/5/8/19、GSMが850/900/1800/1900MHzに対応しています。また、SIMカードスロットはnanoサイズ×2で、DSDV(Dual SIM Dual VoLTE)もサポートされています。
セキュリティ
セキュリティは、本体背面のMotorolaロゴと一体化した生体認証センサーを搭載しています。
その他
「moto g9 play」は、最大512GBに対応するmicroSDカードスロット1基とnanoSIMカードスロット2基が搭載されています。更にマルチキャリアにも対応するDSDV(Dual SIM Dual VoLTE)をサポートしています。なお、microSDカードスロットとSimスロットは排他的仕様となっているので利用の際は注意しましょう。
「moto g9 play」と「Moto G8 Play」のスペック比較
製品名 | moto g9 play | Moto G8 Play |
OS | Android 10 | Android 9.0 |
CPU | Snapdragon 662 | Helio P70M |
RAM | 4GB | 2GB |
ROM | 64GB | 32GB |
CARDスロット | microSDXC(Max 512GB) | microSDXC(Max 512GB) |
画面サイズ | 6.5インチ | 6.2インチ |
解像度 | 1600×720ドット HD+ | 1520×720ドット HD+ |
背面カメラ | 4800万画素+200万画素+200万画素トリプルカメラ | 1300万画素+800万画素+200万画素トリプルカメラ |
前面カメラ | 800万画素 | 800万画素 |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac | IEEE802.11 b/g/n |
Bluetooth | Ver 5.0 | Ver 4.2 |
バッテリ | 5,000mAh | 4,000mAh |
サイズ | 約165.2×75.7×9.2mm | 約157.6×75.4×9mm |
重量 | 約200g | 約183g |
※当該製品について不明な点や注意事項等はMotorolaの公式サイトにてご確認下さい。
SOURCE Motorola