「AQUOS sense3」は、SHARPが販売する「AQUOS」シリーズの中でもスタンダードモデルに位置するスマートフォンです。Snapdragon 630搭載、5.5インチ(FHD+)IGZOディスプレイ、本体背面にデュアルカメラを搭載、更に4,000mAh大容量バッテリー搭載しており1週間の電池持ちを実現しています。
「AQUOS sense3」の製品概要
SHARPの『AQUOS sense3』は、2019年11月上旬から携帯キャリアおよびMVNO各社から順次発売されています。当製品は前機種と同様に「おサイフケータイ」機能を搭載しており更に防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)にも対応しています。
当製品は前機種に比べてCPU、メモリ、ストレージ、カメラなどの性能が向上しています。プロセッサーは従来の「Snapdragon 450」から最新のmobile platform向けプロセッサー「Snapdragon 630」に変更されておりCPU処理性能がパワーアップしています。メモリは従来の3GBから4GB/RAMに増量、ストレージは64GB/ROMに倍増されています。カメラは今迄のシングルカメラからデュアルカメラに進化。また、バッテリが4,000mAhに大増量されており、1週間の電池持ちが可能であることが公にされています。
『AQUOS sense3』の基本的な仕様は、Android 9 Pie、Snapdragon 630 Soc、5.5インチFHD+(アスペクト比18:9)画面搭載、背面に1,200万画素+1,200万画素デュアルカメラを搭載しています。ベースモデルのカラーバリエーションは「ライトカッパー」「シルバーホワイト」「ブラック」の3色展開となっていますが、各キャリアにて限定色も追加で用意されています。詳細なスペックや特徴および製品評価のレビューは下記にまとめた通りです。
■製品名(型番)
・メーカー直販:AQUOS sense3 SH-M12
・ドコモ版:AQUOS sense3 SH-02M
・KDDI版:AQUOS sense3 SHV45
・MVNO版:AQUOS sense3
「AQUOS sense3」の基本スペック
製品名 | AQUOS sense3 |
メーカー名 | SHARP |
発売時期 | 2019年11月から順次発売 |
製品取扱 | 国内正規取扱、ドコモ、KDDI、MVNO |
OS | Android 9 Pie |
CPU | Snapdragon 630 |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CARDスロット | microSDXC(Max 512GB) |
画面サイズ | 5.5インチIGZO液晶 |
解像度 | 2,160×1,080ドット FHD+ |
背面カメラ | 1,200万画素+1,200万画素デュアルカメラ |
前面カメラ | 800万画素カメラ |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver 5.0 |
外部端子 | USB Type-C、3.5mmオーディオジャック |
バッテリ | 4,000mAh |
サイズ | 約147×70×8.9mm |
重量 | 約167g |
「AQUOS sense3」のカラーバリエーション
本製品のカラーバリエーションは3色展開となっています。
・ライトカッパー
・シルバーホワイト
・ブラック
・ディープピンク(ドコモ限定色)
・ソフトピンク(KDDI限定色)
「AQUOS sense3」の主な機能
■対応する機能
・おサイフケータイ
・NFC
・Bluetooth
・テザリング
・防水/防塵
・指紋センサー
・ハイレゾ
■対応していない機能
・赤外線通信
・ワンセグ
「AQUOS sense3」の特徴と評価
OS&CPU性能
当製品の初期出荷時にプリインストールされているOSは、Android 9 Pieとなっています。前機種の「AQUOS sense2」で搭載していたSnapdragon 450から今回新たにSnapdragon 630搭載になったことでCPU処理性能15%アップ、GPUは60%アップ、メモリアクセス速度は30%向上しています。
RAM&ROM容量
メモリとストレージは、前機種に比べて強化されており、メモリ(RAM)が3GBから4GBに増量、ストレージ(ROM)が64GBに倍増しておりスマートフォンの全体的なパフォーマンス向上に貢献しています。また外部ストレージ(microSDXCカード)にも対応しており、必要に応じてSDカードを格納することで容量不足を心配することなく安心て使える仕様となっています。※microSDXCカードが必要な場合は別途購入しましょう。
ディスプレイ性能
ディスプレイは、前機種の性能を継承しており、5.5インチIGZO液晶ディスプレイを搭載しています。解像度は2,160×1,080ドット(FHD+)の縦長パネルを採用しています。同社の液晶テレビAQUOSの技術を取り入れた「リッチカラーテクノロジーモバイル」搭載、写真も動画もリアルに表現してくれます。
カメラ性能
本体背面に配置されたカメラは前機種「AQUOS sense2」では、シングルカメラでしたが、今回「AQUOSsense」シリーズで初となるデュアルカメラが搭載されています。画素数はそれぞれ1,200万画素(標準、F値2.0)+1,200万画素(広角、F値2.4)の構成となっており、電子式手ブレ補正、AIライブストーリー機能に対応しています。なお、前面には800万画素(F値2.2)カメラを搭載しています。
バッテリ性能
バッテリは前機種の2,700mAhから4,000mmAhに大増量しています。また省電力なIGZOディスプレイを採用しているので安心の電池持ちでロングライフな利用が可能で1週間の電池持ちであることがメーカーサイトの公の資料に強調されています。なお、バッテリ駆動時間や充電時間は本体の設定や温度環境などにより大きく異なる場合があることを含みおき下さい。
対応周波数
Simロックフリー版の「AQUOS sense3 SH-M12」が対応する周波数(バンド)は、4G-LTEが1/3/5/8/12/17/18/19/39/41、3Gが1/5/6/8/19、GSMが850/900/1800/1900MHz。国内キャリアのVoLTEに対応しています。
セキュリティ
セキュリティ機能は、生体認証として本体前面下部に指紋認証センサーを搭載。また、インカメでの顔認証にも対応しています。
その他
「AQUOS sense3」は、おサイフケータイ機能に対応しています。また防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)に対応しており台所などの水回りでも利用可能で様々なロケーションとシチュエーションで安心してスマートフォンを利用できます。なお、使用の際は本体のカードスロットを確実に閉めてるように気を付けましょう。
Simロックフリー版の「AQUOS sense3 SH-M12」は、マルチキャリアにも対応するDSDV(Dual SIM Dual VoLTE)をサポートしており、4G通信の同時待ち受けも可能となっています。なお、キャリア向けモデルはDSDVに非対応でシングルSim仕様となっているので気を付けましょう。
「AQUOS sense3」と「AQUOS sense2」のスペック比較
製品名 | AQUOS sense3 | AQUOS sense2 |
OS | Android 9 Pie | Android 8.1 Oreo |
CPU | Snapdragon 630 | Snapdragon 450 |
RAM | 4GB | 3GB |
ROM | 64GB | 32GB |
CARDスロット | microSDXC(Max 512GB) | microSDXC(Max 512GB) |
画面サイズ | 5.5インチ | 5.5インチ |
解像度 | 2,160×1,080ドット FHD+ | 2,160×1,080ドット FHD+ |
背面カメラ | 1,200万画素+1,200万画素デュアルカメラ | 1200万画素カメラ |
前面カメラ | 800万画素カメラ | 800万画素カメラ |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver 5.0 | Ver 4.2 |
バッテリ | 4,000mAh | 2,700mAh |
サイズ | 約147×70×8.9mm | 約148×71×8.4mm |
重量 | 約167g | 約155g |
※当該製品について不明な点や注意事項等はSHARPの公式サイトにてご確認下さい。
SOURCE SHARP